2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

佐竹氏の支配と国替

戦乱にあえぐ農民 石神後鑑記 天正年間は、日本歴史上では、長い間うち続いた戦乱が豊臣秀吉によって、全国統一をなしとげられた重要な時期にあたる。常陸国でも佐竹氏が領国統一に成功するのは、この時期である。しかし、統一のための最後の激動にまきこま…

江戸氏時代の城館

城館跡の復原 江戸氏が市域を支配した室町時代から戦国時代には、かなりの数の武士、土豪が城館を構えて農民を支配し、あるときは合戦にしたがい、また、農業経営に力を注いだ。市域の城館跡は「水府志料」や『新編常陸国誌』などに、その一部が簡単に紹介さ…

セミが鳴いていた

www.youtube.com こんな低い位置でセミが鳴いていました。

ひたちなか市(旧勝田)木の伝説

下高場の鋅香取神社の境内に、「起上り松」という老松があった。あるとき大風のために倒されてしまったが、村松の方角から一本の舞が飛んできて、松の幹にささった。すると不思議にも、横倒しになっていた松はしだいに起き上って、もとに戻ったという。 堀口…

ひたちなか市(旧勝田)地名の伝説

勝倉の大平に、長者ケ谷津というところがある。そこに長者がおり、長者の名は不詳だが、水戸市渡里町のイチモリ長者とは縁戚関係があったという。八幡太郎義家が奥州征伐の途中この長者のところに立ち寄り、 昼食を求めたところ即座に300人分を用意してもて…